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[7283] 「新装版 神との対話1」

投稿者: ぐると 投稿日:2020年 6月29日(月)23時57分25秒   通報   返信・引用

この前の「神との対話」という本について、あれから2日後に読み終えたので、
前回投稿時に書いた通り、その感想をつけ足しておきたい。
https://9209.teacup.com/dai2keijiban/bbs/7166

前回はとくに触れなかったが、この本はどうやら「スピリチュアル」の本である。
海さんが推薦する本だけあって、怪しいというか、胡散臭い部分も多分にある。

まず「輪廻転生」が存在するとして「過去の生」と「生の復活」があると主張、
人間はもう過去に何百回もの生を経験しているのだという。

このあたりが正直にわかには信じられない(というかまったく理解できない)部分で、
私が「スピリチュアル」を胡散臭く思うのはこのような内容に拠(よ)る所が大きい。
こういった話を聞くと、なんだか「ゲテモノ」の「オカルト」もどき、
あるいは「視聴率稼ぎ」の「UFO以下の低俗番組」に思えてしまうのだ。

ただし此処やHNさんの掲示板ではしきりと「前世」について投稿する人もいて、
そのような内容を信じていたり、興味を持っている人もけっこう多そうだ。

それでさらに続きを書くと、人間とは「身体-精神」だけのものではなく、
3層構造、すなわち「身体-精神-魂」から構成されているのだという。
人間が死ぬとこのうちの「身体」「精神」は滅びるが「魂」は残り、
次に地上に戻る際、それまでの過去の経験が反映される、のだという。
死ぬ際にあっても「魂」だけは「平静」で自分の運命を選択しているのだという。

HNさんなどは「人間は死ぬときでさえ、死にゆく自分を冷静に観察している
もう一人の自分(右脳)がいる」などと書いていたけど、これってもしかすると、
そういう内容と多少なりとも関連があるのだろうか(ま、違うと言われそうだけど)?
HNさんは必ずしも「スピリチュアル」には否定的ではないみたいだしね。

それから「スピリチュアル」に関心のある人からのコメントなどもいただければ幸いです。

あと「森田療法的な内容に多少関連づけられそうな内容」として
「悟りとはいまの自分以外の何者にもなる必要もないと理解することである」
「欲望に抵抗すれば、相手はかえって強くなる。見つめれば、相手は消える」
などの記載が挙げられる。
あとのほうはなんだか「森田理論」の「感情の法則」みたいだね。

それでこの前も書いたが、この本のポイントは「自己肯定の奨め」である。

宗教では(少なくとも外面的には)「人間の本能や欲望」を「否定」するものが多い。

また神経症関連の掲示板でも集団に行くと、やはりなぜかそのような意見を言う人が多い。
此処の掲示板もそうだし、HNさんの所もそう。発見会にもそのような人はたくさんいる。
彼等に聞くと、それが「人間としての正しい生き方」でもあるが、
何よりそれ以前に「そうしないと神経症が治らない」からなのだという。

彼等はとにかく「自己中心性の克服」「好き嫌いをなくすこと」「自己主張をしないこと」
が大切だと言い、自由な意見を言う人間に対しては「自己愛性人格障害」だと非難する。

この本では「人間は神の一部」「神と対等」として「我慢や修行」を否定している。
そんなことなどしなくても「人間はすでに救われている」ということ。
「最も愛情深い人間とは、最も自己中心的な人間だ」と論じていて、
「自分の感情を大事にする」ことの重要性を説いている。
「自分を愛せない人間が、どうして他者を愛することができようか」と主張している。

そして人間にとって困難かつ大切なことは「自分が何者であるか知る」ことだとしている。
「誰か自分以外のものに縋(すが)り信じることで救いを得ようとする」のは容易だ。
いっぽうそれに対して「自分の頭で考え、自分の意志で生きていく」ことは難しい。

しかし「自分のアイデンティティを確立」しなければ、
神経症を根治できたとはいえないのではないか?、と確かに思う。
このあたりは森田をやってる人でも理解できるのではないかな?

・・・と、ま「よい部分」だけを取り出せば、そのようなことを教えてくれる本である。


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