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カテゴリ:[ 健康/医療/介護 ] キーワード: 神経症 森田療法 対人恐怖


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[8311] 神経症は薬では治らないこと

投稿者: ぐると 投稿日:2020年10月12日(月)23時21分57秒   通報   返信・引用

それでは「神経症は薬では治らない」の話に移ろう。「神経症とは精神障害」だから「よい薬を飲んで
入院しないと治らない」というのが管理人のかねてからの持論らしい。「じゃあ薬も入院もしないで、
本を読んで治ったらしい管理人はどうなるの?」といった疑問質問はこの際置くとして・・(笑)。

それで「100年後か、200年後かはわからないが、いつか必ず神経症も薬で治る時代がくる。
そのうち『風邪薬を飲めば風邪が治る』ように『飲みさえすれば対人恐怖も外出恐怖も、
キレイに治る』薬ができるから、我々はそれを待つしかないのだ」といったことをよく書いている。

しかしこの「現時点では神経症に効くよい薬がない。そんな時代に神経症になった我々は不運だ」
という感想を持たざるを得ないように仕向ける管理人の主張は有害なのである。

そのように考えている人に対して、この際ハッキリ断言するが、
「神経症を治す薬」など、たとえ100年経とうが、200年経とうが、未来永劫できない。

神経症とは「考え方の間違い」によって起こるもの。したがって、当人が思い込んでる理屈を、
当人自身の力で、考え解きほぐして、本来あるべき状態に戻していく(持っていく)ほかない。
ところが人間の「考え」を変えるのは(そのような薬があったら倫理上問題だ、という話はべつとして、
いずれにしても)薬では本質的に無理なのだ。

神経症を治すために辿るとされる「気づき」も「変容」も「定着」も、いわば当人の
「精神的な実体験」を必要とするわけだが、これは薬ではいずれも実現不可能なものなのである。

人間、例えば海外旅行した感想を体験したければ、じっさいに旅行するしかないし、
また九九を覚えたければ、じっさいに練習して覚えるほかはない。仕事の習得なんかもそうであろう。
旅行などは「バーチャル体験」というのもあるが、やはり仮想空間での疑似体験と、
実際に行ってみての直接体験では、何から何まですべてが違う。
本質的にまったく異なるものがあってはじめから勝負にならない。

上記の事柄(体験)について、いずれも薬では実現できない性質のものであるから(中にはできたら
ヤバそうなものもあるが、いずれにせよ)そのように「飲みさえすれば学ばずして覚えられる薬」
「仕事が習得できる薬」「旅行体験が得られる薬」など、未来永劫できない。

じつは「神経症を治す薬」というのも、これと同じ「薬理作用(笑)」を必要とするのである。
だから絶対に実現不可能であることがわかるだろう。

このように「飲めば神経症が治る薬」など今後も絶対に出ないから、そのような主張は有害であるし、
またそのように、いつできるともしれない雲をつかむような話「神経症を治す夢のような特効薬」に
あれこれ期待すること自体、これまた「療法巡り」と同じであることを蛇足ながらつけ加えておきたい。


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