皆さんもつい一か月前にアゼルバイジャンとアルメニアが戦争状態に入って、
あっけなくアゼルバイジャンの勝利に終わったのを知っているでしょう。
私はその原因を知りたかったのですが、基本的にはアゼルバイジャンの
石油から入るお金の力と戦争を計画的に進めていた成果だと結論します。
でも今回ユーチューブを見て度肝を抜かれたのは、戦争形態がガラッと変わった事です。
今まではアメリカの介入の戦争だから戦車及びレーダー施設の破壊
フィルムは全て、有人戦闘機から撮影されたものだった。あるいは
ミサイルの頭に設置されたカメラからのものだったが、今回は
無人ドローンから撮影されている。しかも100発100中であり、
一週間も経たずしてアルメニアの戦車、レーダー施設が無力化された
のは直ぐ分かる。
日本の自衛隊の本部が如何考えるかだ。
これは大変なゲームチェンジャーで、戦争の形態そのものを
根本的に考え直す必要がある。
ドローンは普通の飛行機に比べて圧倒的に安いし、大量に
生産して、打ち上げられる。強力なミサイルを搭載して
蚊の攻撃にように無数飛ばしたら、どんな防御も殆ど意味が
なくなる。
今このような戦争が日中の間に起こる可能性が大変低いが、可能性と
して考えたなら、自衛隊の予算の使い方を180度変換させないと
ならない。
蚊の大群に襲われるような戦争には、全く違ったやり方があるのであろう。
アメリカは既にそれを考え始めている。
今まではアメリカの航空母艦が世界を威圧していたが、これが
日本の戦艦大和の終わりのような結末になるかも知れないという
ことだ。