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『応援の人類学』について

 投稿者:森 義真(S47)  投稿日:2021年 7月 2日(金)23時18分30秒
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  私ども「白堊47会」の東京を中心としたMLにおいて、少し前ですが、ひとしきり標題の本が話題となりました。<丹羽典生編著『応援の人類学』(青弓社、2020.12.23)>

盛岡一高の学生時代を懐かしく思い、母校を愛する方々にぜひおすすめいたします。

この本の<第1部「応援する組織ー大学応援団を中心に>の<第5章「伝統という歴史空間を構築する応援団 ―岩手県立盛岡第一高等学校の事例から」瀬戸邦弘>が、146~174ページ(全332ページ)にわたって、盛岡一高応援団をテーマとして、応援歌練習や運動会などが詳しくルポルタージュされています。

この本をいち早く、私どもに紹介した小松正之君は次のようにサマライズしています。

1)330ページに全体が及ぶが「盛岡一高」の部分は146ページから174ページまでである。
2)本書では支援、声援と応援を分類し、かつ第1次的応援と第2次的応援とに分けている。また、キリバスや、フィジーやニュージーランドのラグビーの前哨をして、舞踊される「ハカ」にも言及している。
3)盛岡一高では、応援団の活動や応援歌練習、運動会や土人踊り(現在では猛者踊り)が同校における「文化の核」であり、オリエンテーションから応援歌練習から運動からまでが通過儀礼で、一年生が、漸く一高生として認められるとしている。土人踊り(猛者踊り)に関してもそのルーツ(戦後、インドネシアを模してもたらされたを説明し、猛者に扮して、2陣に分かれた赤と黒組が戦争し、全員が戦死し、神が表れて、その威力で再生し、全員が再生を喜び、戦争の無益さを認識し、生命を喜ぶとしたが、これらは敗戦後に、失った一高生の目的の再生を意図したという。
4)「ノーナマニサパヤンプリマ、 ノーナマニサパヤンプリマ 、ミササーノササマタゲ」はその意味が解説されていないが、後年、私がローマの国連食糧農業機関での私を送別する会合でインドネシアからの参事官に歌って聞かせてその意味を問うたことがあった。彼は非常にうれしがり「そのかわいい子は誰のもの。いいえ、その娘は私のもの」と教えてくれたことがあった。
5)本書では、懐かしく思い出す部分、全く知らずに初めて聞く部分と、時代とともに変化した部分(どうして土人踊りが猛者踊りの名称変更をしたかがないが)、記述されているが、本書のメッセージは何かと自問し、それをベースに母校の現状と将来のあるべき姿を見直す良き機会になると思われる。


小松君と私が購入した「さわや書店フェザン店」の店頭には、「盛岡一高…」というPOPとともに、山積みされていました。

岩手県内の主な書店、取り上げられた関西地区の国公立大学の周辺の書店などの他、アマゾンでも入手できると思います。
 
 
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